【山のおんぶ】バリ舞踊とのステージ

山のおんぶ、今年ベリーは不参加でしたが…前のブログに記載のとおり、
素敵な縁があり、バリ舞踊のお教室主宰の猪野尾洋美さんとそのお弟子さん、そしてガムラン・タール演奏のケスマサリの方たちと日本古事記を基にした演目に参加させていただくことになりました。

物語によると、天を治める天照大御神、夜を治める月読命、海を治める須佐之男命。

須佐之男命が大暴れしたのに激怒した天照大御神は、天の岩戸奥へ隠れてしまいます。世の中は真っ暗闇になってしまい…
そこへ天宇受売命があらわれて、肌もあらわに踊ります。それを見て喜んだほかの神様の楽しそうな笑い声を岩戸奥で聞いていた天照大御神は、
どんな楽しそうな事が起きてるのかと、岩戸から覗き見。あまりの盛り上がりように、ついには岩戸から出てしまいます。
そして、世の中に光が戻ったという…

そんな古事記の物語を今回演じることになりました。

私のお役目はなんと踊りの神様・天宇受売命です。ブログにも書いてますが、つい9月の連休に天宇受売命を参拝しに伊勢へ行ってきたばかり。
そこで『素晴らしいステージとご縁がありますよう』に祈願してきたばかりのこと。こんなことってあるんですかね、
あったんです!!

今回お声をかけて頂いた洋美さんとは勿論初対面。2週間ほど前にお声をかけて頂きつつも、お互い忙しく顔を合わせての打ち合わせは1週間前となりました。正直この日初めて知ったことも多かったのですが不思議と受け入れられ、何とか出来るだろうって思えました。
なんと今回初めてお面をつけて踊るんです!わお^^

お会いした洋美さんのドンと構えた雰囲気に安心できたのかもしれません。

初めてお会いした洋美さんに、自分の思いや考えを色々と伝えられました。
アメノウズメのイメージは、、
物語では、胸もさらけて腰巻もはだけ、踊り狂うというもの。

私のイメージはこれに加え、『肉体の躍動』です。淫靡な雰囲気を<表向き>に綺麗に上手くだせないかなって思いました。

曲の雰囲気や衣装等、演出の方向が理解できたのが本番1週間前。

当日はもう何度もお会いしたのでは?と思うくらいに、共演者の皆さんとスムーズに合わせる事が出来ました。不思議です。
迷うとか、困るとか、一切なかったです。

そしてきっとバリ舞踊でこのような創作演舞をされる方たちも少ないのでしょうし、
私自身も自分のショーの演出を、小道具や見せ方を変えて工夫して創るのが大好きなタイプのダンサーなので、
どちらもあんまりその世界にはいないタイプ(笑)が割と近所にお互いよくぞいましたなって感じなんです!

素敵な方と引き合わせて貰えたんだなって、感謝してます。(Rumbullionのクリさん、ありがとー)

今回洋美さんと打ち合わせした衣装も、するっと決まり、
これも普通のベリーダンサーではまず普通に持ち合わせてないと思うのです(笑)

イメージは前述のとおりの天宇受売命に近づけたかった。

スカートは他のダンサーさん達が着物布を巻いて履くとの事だったので、ここは共通点を持たせるとし、

数年前にPVを撮ってみようなんて思った時に作った着物をリメイクしたものを使うことにしました。
(因みにその後PVは何の役にも立たなかったものなので、今回衣装だけでも役に立ち本当に良かったです…(笑))

ブラは…以前伽藍のショーで演出してみたく作ったものが眠っていたのです。

遠くから見たら裸の上にスワロが散りばめられてる衣装が欲しく、制作したものがありました。(肉々しさを出したかったのにぴったり。夜のライトにあてられていい感じになりそう!)

 

そして、、アメノウズメの合図で楽曲が始まる場面があり…
足首に鈴をつけます。この鈴インド舞踊で使うものかな…数年前に何かに使えるかもとネットで購入してたのですが当然出番はなく(笑)値札がついたまま数年放置されてたもの。
今回ズバリで大抜擢!!

この日の為に買っていたようなもんです^^わーお。

…なもんで、急きょの初めてのお話ですが、すべて今手持ちのもので対応できたんです!すごい!!
足らないものを手に入れるのに神経を使わず、当日を迎えられるのはすごいことです。

そんなこんなで当日を迎え、お会いしたことがあるのは主宰の洋美さんのみ。
楽曲のケスマサリの皆さんは勿論初対面でしたが、天照や巫女さん役のダンサーさんもとても温かく迎えてくれて本当に嬉しかったです。
良いですね~~~生音!!!

タールが何人もで構成されていたので、本当にテンションあがりました。
そしてバリ舞踊では踊りづらいらしいリズムも、ずばりのタールでしたのですごく踊り易かったです。
そして楽器の美しさ!雨のせいもあると思いますが、ステージ奥な感じになってしまっていたので…
演奏隊があまり見えていなかったのが非常に残念。。折角の美しい演奏隊。ステージ上にもっとライトを当てたり等の演出があっても良いかと思いました。

最初から最後まで、一言で言うと…ほんとに楽しかった!!!!久しぶりにワクワクしました。
最初と最後の方だけ演技を入れ、あとは私の思うままに踊らせて頂きました。

お面をつけて踊るって、ムズカシイ!!!!!!

 

そして洋美さんという、違う踊りの世界にいる方を近くで見れた事にも感謝です。舞台裏で衣装替えをするのを間近で見ていましたが、どんどんどんどん最初演じた男神と違った<男神>へぞっとするくらい変身していくんです。
動きも、雰囲気も。

仏教の神様と違い、神道の神は導く優しさと時には祟る恐ろしさもあると思うのです。
畏敬という言葉通り、神を人間が直接見るのは畏れ多い…といったイメージがあります。そんな気持ちに一瞬舞台裏でなりました。

控室でリハをしてご一緒させて貰えたので、洋美さんのこだわる演出も拝見させてもらえました。本当に、こういうこと一つ一つが積み重なり、ひとつのステージに繋がるのだと、、まだまだ若輩者だし、いつも試行錯誤ですが、自分との共通点が少し見えた気持ちがして本当に嬉しくなりました。いつかきっと私の表現する世界で自分もこのようになれたらいいなと思います。

 

最近よく感じるのは、同じ年数・同じ努力をしたとしても、誰でもが同じ場所へ来れる訳ではないんだということです。
その人のそれぞれの役割があり、今いる場所は誰にとってもいるべき然るべき場所なのだと感じます。

私にとっては、自分にとって一番難しく、しかし一番好きなものを人に伝え教え、表現できる舞台に立たせて貰えています。
受け取ってくれる人が確かに沢山いるという、ありがたい環境に置かれている事を身に染みて思うと、
天宇受売命という神様がほんとにいるかという話云々ではなく、目に見えない何かに必ず繋がれてる気持ちになるのです。

今回頂いたお話は、自分が進み選択している道に対して間違っていないというサインの一つなのだと感じています。

そして…本番を終えたわけですが、、みなさんいかがだったでしょう…!!

始終一緒にお付き合いしてくれた友ちゃん!ありがとう。
一緒で嬉しかったです^^

ベリーダンスじゃないし…こういう私にはみんなあんまり興味ないかなって少しだけ思ってましたが(笑)
みんな見にきてくれて、ありがとう!!嬉しかったです。

最後、共演の<神々>のみなさんと♥お面の下、みんな暑くてボロボロでした(笑)
青の衣装が洋美さんです。中央・天照大見神、右の方が巫女のお役目を演じられていた出演者の方々です。
またご一緒できますように。

そしてこの後、会場でビールを一杯♥勇さんと友ちゃんとホルモンセンターで食事♪
(一日おいてまた再び友ちゃんとホルモンセンターへ行く。どんだけ肉食なんだ!!(笑))友ちゃん、愛してるよ~♥

 

 

 

 

 

 

 

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